凩(こがらし)による徒然なる日記です。 日々の叫びやら、ワンピや銀魂等の感想ばかりになりそう。 最近突拍子もない“突然ワンピ小説”などもあったりで、だらだらのんびり書いてます…(笑)
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誕生日ッ!「誰かさんから誰かさんへ…vv」Ⅷ
2008-12-24 Wed 23:44
+++


12月24日、クリスマスイブ。
世界中が緑・赤・白…様々な色で綺麗に飾られるこの次期。
そして忘れちゃならないのが、このサニー号。
麦わらの一味、船医:トニートニー・チョッパーの誕生日であります。

…ちなみに、この広いデジタルネット空間の片隅にて、
ちっぽけな料理店を経営している、どっかの誰かさんの誕生日でもあったりするのですが、
それは今はどーでもいいとして…。

今宵はクリスマスも兼ねての、盛大な誕生日パーティーが開催される。
今年はどうやら船上での宴だ。
前の島にて準備は万端。主役の希望により特大ケーキももうすぐ完成である。
これで雪が降れば最高なのだが、「それは夜になってからのお楽しみね」と航海士はちょっぴり笑って言ったり。

そんな今日のお昼時…
何故か本日主役のチョッパーは難しい顔をしていた。

「……………」

手元には一冊の本がある。
彼はそれをじぃ~~っと見たまま動かない。
周りには可愛らしい絵柄の包装紙がくしゃくしゃになって散らばっている。

…あァ、そうか。
どうやらこれは、一足早く誰かから誕生日プレゼントを貰ったのだろう。
………しかし、何故彼はこんな顔をしているのだ?

「おや…?どうかしましたか?チョッパーさん」

そんな彼を見つけたのは、この船のニューフェイス。音楽家・ブルックだった。

チョッパーは呼びかけられた事によほどビックリしたらしい。
「ヒッ!!」と慌てて持っていたその本を後ろに隠した。
だが声の主がブルックだった事に気づけば、暫くしてようやくホッとする。

「はァ~~…何だびっくりしたァ~…。ブルックだったのかァ…」

「ヨホッ。どうしたんです?そんなに慌てちゃって…。ソレ、何ですか?」

ブルックはチョッパーが後ろに隠した物が気になる。
チョッパーはその問いかけにちょっと考えているように明後日の方を向いて、
本を背に隠したまま、ブルックに話した。

「今日…おれの誕生日だったのは、知ってるよな?」

「えェ…。先日聞かせてもらいましたが。スミマセン…私、プレゼントを何も用意できなくて…」

「あ!いいいいや!!そんなつもりで言ったんじゃねェんだ!!気を悪くしねェでくれよ!!!
そうじゃなくてな!!
さっきおれ『ちょっと早いけど』ってナミからプレゼント貰った所だったんだ」

それはついさっきの事だった。
船の航海士・ナミが突然やってきて「今年一番乗りであげる」と、チョッパーにプレゼントをくれたのである。
勿論チョッパーは大喜びだった。
「何が入ってるんだ?」と目を輝かせれば、
ナミは「開けてみたら」と言いつつ、そのまま可愛らし笑顔で何処かへ行ってしまった。

「ヨホホ…それは良かったですねェ!」

「でな!包みの形見たら“本だ”ってのが解って、
『きっと新しい医学書買ってもらえたんだ!』ってすっごく嬉しかったんだ!」

チョッパーは以前「新しい医学書が欲しい」とナミに話していた事があったのを思い出し、
ナミが気を利かせてプレゼントにしてくれたんだと思った。

「…でも」

「でも?」

「医学書だと思って、包みを開けてみたら…―――」

そう言ってチョッパーが、ようやく隠していたものを見せてくれる。
ブルックが屈みこんでその本の表紙をまじまじと見れば…

「―――…これは、絵本…ですよね?」

そこには難しい文字や記号が書かれた医学書などにはとても見えない、
可愛らしいトナカイやクリスマスツリー、サンタのイラスト等が、全体的にカラフルに描かれた、
紛れもない、この時期よく見られる“クリスマス絵本”だった。

「うん。絵本だ」

チョッパーがどう表現すればいいのか分からず困った顔をする。

「………おれ、ひょっとして…ナミから“こども”みたいに思われてるのかな…?」

しかしそれを口にしまってから、チョッパーは何故か今度は慌てて弁解しだす。

「―――∑はッ!ちッ違うんだ!!これもすっごく嬉しいんだぞ!!?
ただ絵本貰うのなんて初めてだし、てっきり医学書くれるんだなァってばかり思ってたから…!!
ぜ、絶対にナミに怒ってんじゃないからなッ!!
でも、おれナミからはそんな風に見えるのかなァ~…って思って、って!!だから違うんだ!!!
そんなつもりじゃないんだぞ!!せっかくのプレゼントにケチつけるつもりなんて…―――」

「……………」
(随分混乱しちゃっていますね…チョッパーさん)

おそらくプレゼントを貰った事自体には、正直に嬉しいのだろう。
ただそれが、てっきり想像しきっていた「優秀な船医への贈り物」だったのではなく、
可愛らしい夢溢れる…あえて(例えで)言ってしまえば「こどもにあげるプレゼント」だった事実。

そのまま素直に喜びたい気持ちの合間、
ひょっとして「まだまだアンタは“こども”だから…」と「そんな意味もあるのかもしれない」という考えも起きてしまい、
自分でも喜びと不安とが、頭の中でごちゃごちゃになっているのだろう。
目の前で次々と百面相を見せてくれる可愛らしい船医に、ブルックは何処か面白さを覚えてしまった。

「ヨホホ…そんなに考えすぎる事もないですよ」

「そ…そうか、な?」

「えェ…前にサンジさんから聞いた事があるのですが、
特に女性の方々の中には『この時期、親しい方へのプレゼントにはクリスマスの絵本を贈る』という、
一種の…風習、とは違いますかな?…まァ、そのような恒例もあるらしいですよ」

「へ、へェ~…そうなのかァ…」

どうやら初耳らしいその話に、チョッパーは聞き入った。

「えェ。確かに思えば以前の町でも、書店に並べられた絵本を前に、それは美しいレディ達が
楽しそうに絵本を選んでいるのを見ました。
だからナミさんも、そんな気持ちでチョッパーさんへのプレゼントに選んだのではないでしょうか…?」

ブルックが穏やかに言えば、
チョッパーは手にする絵本を再びじぃ~っと見る。

「………おれ、ナミの事悪く考えちゃったなァ…」

気まずそうな顔をするチョッパー。
別にまだナミに酷い事を言ったわけでもないのに…と、ブルックは心底優しいチョッパーに口元を緩ます。
(口元も何も骨だけなのですがね…)

「………ところで、それはどんな内容の本なんです?」

「…あ、実はまだちゃんと読んでねェんだ。絵ばっかり見ちゃってたから、これからだ」

「…宜しければ、私にも見せていただけませんか?」

「おぅ!いいぞ。だったら俺が読んでやる」

「ヨホホ!それでは私は所々に、BGMでも流しましょうか?♪」

「そんな事もできるのか?!」

「即興ですがね…」

「すっげェぞ!!ブルック~~!!」

チョッパーはその場に座り込んで絵本を開く。
隣に腰掛けるブルックはチョッパーの音読を聞きながら、バイオリンを取り出し即興でBGMを流し始めた。



+++



ここは何処にあるのか誰も知らない、サンタ達の住む村。
そこにはたくさんのサンタが暮らしており、毎年クリスマスには世界中の子供達のため
プレゼントを届けるのが彼らの勤め。

男サンタはソリを準備したり、トナカイ達の世話をしたり、プレゼントを作ったり。
女サンタはケーキを焼いたり、モミの木に飾り付けをしたり。

他にもこの村に暮らしているのは、何もサンタだけではない。
雪の妖精や、モミの木やクリスマスローズに宿る精霊。子供達からの手紙を届ける郵便屋の鳥さん。
勿論忘れちゃならないのが、肝心のソリをひっぱりサンタのお供をするトナカイ達だ。

そんなトナカイの中に、一匹。
まだ子供のチビトナカイがいました。
大人トナカイに比べてそんなに力もなく、この子はまだソリを引くには早すぎる。
でもチビトナカイは「はやく自分もソリを引いて、世界中を回りたい」といつも願っている、
トナカイの中でも人一倍の頑張り屋でした。

さて、今年もクリスマスがやってきた。
今宵サンタ達は担当区域に別れ、ソリに乗って飛び立ちます。

ところが一大事。

偶然に風に飛ばされてしまい、サンタ達に気付かれる事なくそのまま残っていた
手紙があった事を、あのチビトナカイが発見します。
手紙の差出人は、とある町に住む男の子。
今年のプレゼントに何が欲しいかが書いてある、サンタにとっては何よりも重要な手紙です。

このままでは世界中の子供達の中で、その男の子だけプレゼントは届きません。
そんな重大事件はサンタ始まって以来、前代未聞です。
しかし、もうサンタ達は皆すでに飛び立ってしまったばかり。
今から連絡を取り戻って来てもらうなんて事もできません。

チビトナカイは考えました。

そして“ある事”を思いつきました。
そのまま村中を走り、あちこちの友達を集めます。

まだサンタ仕事には一人ではいけませんが、誰よりもサンタの心を持っている若き見習いサンタ。
寝ぼすけでいつも最後に飾り付けをされる、モミの木の精霊。
プレゼントを届けるサンタ達のルートを決める、天候を知り尽くした博士。
毎年子供達へのプレゼントを作ってくれる、おもちゃ屋の若者。
いつもおいしい料理やケーキを焼いてくれるコックさん。
綺麗なクリスマスローズの精霊さん。
ちょっとやそっとじゃ壊れない頑丈なソリを用意する大工。
素敵なクリスマスソングを聴かせてくれる音楽家。

チビトナカイは皆にこの事を話し、相談します。

「この男の子のために、俺達がサンタをやるしかないんだ!!協力してくれないか!!」

迷いないチビトナカイのその掛け声に、皆は快く頷いてくれました。
そうと決まれば、皆一斉に準備を始めます。

もう時間も残りわずか。
そんな中で急いで、
男の子の望むプレゼントを準備し、ソリを用意し、最短距離で男の子の元へ辿り着くルートを探します。

果たしてチビトナカイ達はクリスマスが終わるまでに、男の子の家まで、
無事にプレゼントを届ける事ができるのか…?



+++



「……………」
「……………」

物語はまだ途中だが、ここまで読んでチョッパーもブルックも
ふと、何も言わずに止まってしまった。

何だかコイツ等、俺達そっくりな奴らだなぁ…?

ページ上に描かれたキャラクター達に、二人は顔を見合せ、その後楽しそうに笑い出した。

「ナミさん、素敵なプレゼントをくれましたね…」

「おぅッ!!おれ、この本気に入った!!!」

そう笑って言いあえば、再び絵本に釘づけになる。
もう2人とも続きが気になって仕方がないようだ。


そして、しんしんと綺麗な雪が降り出したその晩…
チョッパーはナミに満面の笑顔でこう言った。

「ナミ!!あの本とっても面白かったぞ!!アリガトウなッ!!!」



+++



慌てて作ったのでちょっと出来が心配ですが(汗)…

チョッパー、ハピバッvv!!(≧▽≦)

職場にて“以前あったボードの件”以来、
すっかり「チョッパー大好き」と思われている(いえ、実際大好きですがvv:爆)凩です。

これにて今年のクルー誕生日ssは終了となりましたァvv!!
まァ、色々とぐだぐだ話もちらほらありましたが(汗)
無事に(?)終わってよかったぁ…!(=▽=)

そして今年仲間になったばかりでメンバーに入れなかったブルックに
今回ゲスト出演してもらいました^^。
来年はどうしましょうかなァ~…??

ちなみに、この絵本の続きは私にも解りません。(∑うをいッ!)
もともとは去年にこんな絵本的パラレルを作る予定で、序盤の方まではできてあったんですが、
当時もクリスマスまで間に合わなくて…(以下略)
(その頃は“チビトナカイ”ではなく、“トナカイだけど次期サンタ候補”という役な感じでした:笑)

今年のクリスマスは凩の身の回りでドタバタありましたが
皆様、よいクリスマスをお過ごしください…vv


コメントや拍手へのお礼は、また後日に返させて頂きます。
おそれいります。m(_ _)m



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2008-12-25 Thu 03:44 | | #[ 内容変更] | top↑
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2008-12-28 Sun 19:11 | | #[ 内容変更] | top↑
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まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
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2009-06-08 Mon 18:12 | URL | hikaku #cJuqLt0I[ 内容変更] | top↑
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